08`02/25(月) -12:05-
少し前に放送された「マスク2」を観ました。
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簡単な内容説明 |
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ジム・キャリー主演でヒットした映画「マスク」の続編。
今回は、マスクのパワーを生まれながらに持った赤ん坊や、
マスクを被った犬、持ち主であるいたずらの神・ロキなどが登場。
飼い主・親の愛情や、マスク、赤ん坊の争奪戦で、
ドタバタコメディが展開されます。
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最低な映画に贈られるラジー賞において、最低続編賞を受賞した本作(^_^;
確かに、ジム・キャリー主演の前作を思えば、かなりグレードダウンしたと言い切って差し障りないでしょう。
ですが、続編目線ではなく、単に一本の映画として観た場合はどうでしょうか。
正直、かなり地味な作品だとは思いましたが、充分面白い映画だとも思ったのです。
先ず、作品の方向性が違う為、主人公である“冴えない夫”がマスク化する事自体少ない。
マスク化した時に出来た子供なので、マスクの能力を生まれ持った赤ん坊。
その赤ん坊が一家に生まれた所為で失ってしまった、飼い主の愛情を取り戻そうとマスク化する愛犬。
神々の父・オーディンに、マスクを取り戻せと怒られる、マスクの持ち主いたずらの神・ロキ。
そうした周りのキャラクターがドタバタを演じるので、前作の様に主人公が大活躍するノリではない。
“冴えない夫”は、自分の夢を叶える為に、まだ子供は欲しくなかった。
しかし、マスク化の影響からノリノリでベッドイン(笑)
そして子供が生まれる事になるが、その世話に手を焼き仕事も手につかない。
しかし、マスクを取り戻そうと現れたロキに子供を連れ去られ、どれほど大切な存在であるかを思い知る。
と同時に、愛犬への扱いが粗雑になっていた事にも気付き、“出来る嫁”と愛犬とともにロキに立ち向かう。
一方ロキも、父・オーディンにいつも“良く出来た兄”と比べられ怒られてばかり。
認められる様にとマスク捜索に励むが、一方的な評価で力まで奪われたり。
最初は、マスクと交換で家族の下へと返そうと思っていた赤ん坊だが、同じパワーを持つ者同士意気投合。
つい、友達として離れ離れになるのが寂しくなって、マスクと赤ん坊両方を持ち去ろうとする。
以上の様に、「マスク」の持つドタバタコメディ調の中にあって、家族愛をテーマに描いています。
なので、前作よりも落ち着いた感じで、個人的に地味な感じと評しました(^_^;
つまりは方向性の違いであって、同じ「マスク」でありながら、同じ「マスク」として観るべきではない、と思うのです。
ただ、充分面白いと言いながらも、残念だったのは日本語吹き替えのレベルの低さ……
主人公“冴えない夫”をココリコ田中、ロキが遠藤、“出来る嫁”にベッキー。
……見ただけで「うわぁ……」でしょ?(^_^;
それでも、タレント声優の非道さには大分慣れてしまった昨今、3人とも下手なりに聞けます。
ですが、“冴えない夫”のマスク化だけは如何ともし難い。
このキャラクターの変化のギャップは、本職でも並みの声優ではムツカシイでしょう。
前作のジム・キャリーの吹き替えを、山ちゃん(山寺宏一)で観ちゃっている以上、失望感を抱かざるを得ません。
先にも言いましたが、“冴えない夫”のマスク化が少ない事が、不幸中の幸いでした(^_^;
単に一本の映画としてなら面白い。
そう言ってはみたものの、マスクを被るとスーパーパワーを発揮出来る件など、前作を踏まえた方が解り易いのも事実。
何だかんだと、結局は前作「マスク」ありきなのは仕様が無い。
そこで、やはり点数を付けるなら厳しくすべきと思うので、オススメ度は星3ッ(3/5)としておきます。
ですが、最低続編賞のみで最低作品賞は受賞していません。
出来れば、偏見を捨てて一度ご覧になって頂きたい映画です。
08`02/18(月) -12:02-
少し前に放送された「星になった少年」を観ました。
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簡単な内容説明 |
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象と心を通わす少年が、タイに渡り象使いの勉強をします。
現地での交流や経験によって、少年は成長し象使いになって帰国。
ぎくしゃくしていた母や義父との関係にも、次第に変化が。
象やその他の動物たちとの触れ合いを通し、
家族や恋人との係わり、そして絆。
そうしたものを感じ、考えさせられる感動の物語です。
このお話は、実際の出来事に基づいて制作された、
フィクションです。
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とても感動した、と言うより泣けました(TTДTT)
象も可愛かったし、内気な少年が成長し、周りとの関係が変化して行く過程も丁寧に描かれているし。
若干、女の子に声をかけるところや、最後の件は唐突だったりするのですが、そこはそれ、事実に基づいたフィクションですから。
象の声が聴こえたり、タイでの出来事の実際などは、本人にしか解らない部分。
(原作は、モデルとなった少年の母親が書いたそうです。)
けれども、実際にあった出来事を無視する事は出来ませんから、あの展開は避けられないですね。
タイトルや、タイでの白象への誓いなど、その展開は事前に示されてはいるものの、やはりとても悲しかったです(;A;)
個人的に、「誰も知らない」のDVDを買いながら未だ観ていないので、今回が初・柳楽優弥でした(^_^;
そして、あまり好きじゃないな、と思いました(^ω^;
あまりハキハキとはしていなくて、セリフもボソボソ言う感じで滑舌も良くはない。
まぁ、評価する人は「そこが良い」って言うのかも知れませんが、表現が小さく変化にも乏しいので、自分の好みではないです。
冒頭で、借金の取立てに来る銀行マン(?)には明るく社交的に接しているのに、学校ではイジメにあい友達も作れず、家族とも打ち解けていない。
そんな内気で人見知りな性格が、脚本的には表現されているが、演技的には表現出来ていない、もしくは微妙すぎる。
まぁ、そこは好みの問題なのかも知れないけれど、本当は皆と「仲良くしたい」と言う思いがあるのだから、打ち解けた後にはギャップが欲しい。
雰囲気はあるんだけれど、雰囲気だけの俳優はあまり……
ま、監督がそうしろと演出した可能性もあるので、あくまで今回の柳楽優弥は好きじゃない。って事で(^_^;
それから、今回のTV放送版では、タイパートが吹き替えになっていました。
でもここは、タイ語に日本語字幕が正解じゃね?
タイ語のセリフも短めのものばかりだし、ゴールデンでも字幕で問題なかったと思う。
わざわざ一手間加えて質を下げるなんて、今回のスタッフは何考えてるんだか┐('〜`;)┌
それでも、動物ものはやっぱ強ぇし、脇を固める役者陣は無駄に豪華だし、映画としては充分面白い、大好き♥
なので、おすすめ度は星4ッ(4/5)付けます。
貴方もこの映画を観て、目から液体を垂れ流そうよ(TT∀TT)/
08`02/11(月) -09:10-
先日放送の「東京ゾンビ」を観ました。
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簡単な内容説明 |
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粗大ゴミのみならず、処理に困った死体や
産業廃棄物まで不法投棄される「黒富士」。
主人公のフジオとミツオも、「黒富士」に死体を埋めに来る。
その直後、怪しい産業廃棄物の影響で、
死体がゾンビとして生き返りだします。
フジオとミツオの前にも、埋めた死体がゾンビとなって現れる。
柔術を用いて、ゾンビと戦うフジオとミツオ。
その一方で、街に溢れ返るゾンビたち。
果たして、フジオとミツオ、そして東京の運命は!?
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これはゾンビ映画ですが、ゾンビ映画じゃありません(^_^;
原作がどうかは知りませんが、「柔術 vs.ゾンビ」の一ネタがやりたいが為にゾンビ設定を無理くり作った、愛すべきおバカ映画です♥
わざわざ翔の兄貴をキャスティングしといてハゲ親父だし(^_^;
浅野忠信、哀川翔出演の真面目なゾンビ映画。
そんな風に期待して観てはいけないのです。
簡単に人が死にすぎる上に、「黒富士」をはじめ、楳図かずお演じる怪しい霊能力者(?)や、カルピスをこよなく愛するハゲとか、デフォルメが過ぎるキャラクター、及び非常識な世界観。
コメディーですらなく、これはもうギャグです。
馬鹿馬鹿しさを楽しむ作品です。
展開の方も、ご都合主義と言うか、設定的に無理な方向に進んで行きます。
キャラクターたちの目的意識も斜め上なんで、どうしてそうなるのかも意味不明です。
ですが、そこはツッコムところではありません。
「下らねぇwww」と肯定するところです(^_^;
あくまでも、映画は娯楽の一つなんだから、楽しんだ者勝ち♪
そうした、ポジティブシンキングな人には超おすすめ。
でも、気にしぃな人にはキツイかも?
自分も気にしぃな方ですが、下らないのは大好物なんで、この映画は無問題(^_^;
個人的には4ッ星ですが、人を選ぶ作品だと思うので、おすすめ度は星3ッ(3/5)で。
最後に、格闘技ファンとして一言。
噛まれたら最期の対ゾンビ戦……柔術不利だろ(^_^;
08`02/03(日) -15:07-
今シーズン初めて、雪が積もりました(S玉県K谷市在住)。
ウチのトラも、遊びに行きたいのに行けなくて、うらめしそうです(^_^;
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